こんにちは!
けんいちです!
オリンピック始まってますね。笑
始まる前から色々と話題になっていた今回のオリンピックですが、始まってみると開会式含め、日本だけでなく全世界の選手の頑張りにやっぱり感動させられます。
今僕が願うのは、これ以上大きな問題や揉め事が起きることなく無事に終わって欲しいなという思いです。
さて、今回はバスケットボール男子日本代表についてお話をしていきたいと思います。
日本男子バスケ史上最強と呼ばれた今回の日本代表チームが、
オリンピックで予選リーグで戦うことになった対戦相手は、
スペイン(FIBAランク2位)
スロベニア(FIBAランク16位)
アルゼンチン(FIBAランク4位)
※ちなみに日本はFIBAランク48位。。
スペイン、アルゼンチンはオリンピックやW杯でも優勝経験もある強豪。
スロベニアはNBA新人王も獲得した選手もいる勢いのあるチーム。
かなり厳しい戦いになることは目に見えていました。
結果は、
vsスペイン(77-88)敗退
vsスロベニア(81ー116)敗退
vsアルゼンチン(77-97)敗退
いややっぱり世界の壁は分厚い。
ただ、これまでの日本代表よりかなり前進していると感じたのは僕だけではないはず。
まず第一にこれまで日本代表が世界と戦うときに一番の課題とされてきていたのが、「サイズとフィジカル」
八村塁選手、渡邊雄太選手、馬場雄大選手といった海外で戦うフォワードの選手が参加したことで、世界の「サイズとフィジカル」に対抗することはできてきているなと感じました。
今回の予選リーグでは一番の課題に感じたのは「ゲームメイク」
今回の日本代表は田中大貴選手をスタートPG(ポイントガード)として起用していましたが、彼は本来PGではなく、SG(シューティングガード)ゲームメイクの経験は多くない。
二番目にPGとして起用されているのが冨樫勇樹選手だが、サイズという面においては心許ないんです。
※サイズ以外の点においては冨樫選手はかなり頼りになる選手であることは間違いない。
実際に日本のシュートセレクションは良かったと言えるのかと言えばそうではない場面が多かったようにも思える。
そして、世界のガード選手との差。
試合結果のスタッツを見てもちろんシュート成功率やリバウンドなども気になるところなんですが、やっぱり気になったのはアシスト数。
スペインのガード、リッキー・ルビオは対日本戦でアシスト9本。
スロベニアのルカ・ドンチッチは対日本戦でアシスト7本。
アルゼンチンのガード、ファクンド・カンパッソは対日本戦でアシスト11本。
オリンピックという舞台でこれだけシュートを演出できる世界のガードはやっぱり素晴らしいです。
特にファクンド・カンパッソは僕もお気に入りの選手で、NBAのデンバーナゲッツというチームに所属していて、
そんなとこにパス通すんかい。
と突っ込みたくなるようなコートビジョンとパスセンスを持ち合わせています。
日本はこれだけのアシストパスを出させてしまったのと、同じようにアシストパスを量産できる選手がいなかったのも敗因の一つと言える。
ただこれは、今までの課題だった「サイズとフィジカル」から一歩前進したことによって見えた新たな課題。
今後はサイズという面をクリアした上で、ゲームメイクができるポイントガードを育成していくことが日本の課題であり、僕たち育成カテゴリーを指導しているコーチの課題でもあるなと感じています。
もっともっと頑張らないといけませんね。
それではまた会いましょう!
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